ACEいとうのギター談義

Ace Ito's Guitar preaching
 
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VOL13 エースフレーリー その5 最終章 投稿日:2008年 9月13日(土)19時07分4秒


前回の続きいきましょう。

エース奏法最大の特徴は表情豊かなヴィブラートだと。
これは実際自分もトリビュートバンドで弾いていてわかるのですが、
ハードロックのライブといえばステージでも会場でもかなりの爆音ですよね。
その音の洪水の中においてもエース風ヴィブラートの響きは爆音を突き抜ける様に感じます。
どんな早弾きやスウィープPより楽曲の中では本当に際立つし、なによりも音楽的です。
エースは特にテクニシャンではないけど、それでも今なお世界中に崇拝者が多くいるのは、
KISS初代ギタリストというネームバリューだけでなく、
誰もが心地よく感じるギターを弾いたからでしょう。

最後に楽器について触れます。

エースといえばギブソンレスポールですね。
よほど気にいっているのかデビューから現在に至るまで、
レスポールオンリーでソロ時代でもトレモロユニットを搭載したレスポールを使用していましたし。
古くはJペイジもそうだったように
やはりエースもレスポール&マーシャルアンプのサウンドを確立した1人と言えるでしょう。

最後に77年日本初来日のギターソロの映像を紹介しましょう。
今から31年前、エースが一番巧かった?頃の映像です。
この映像で衝撃を受けた日本のロックファン、ギターキッズがどれだけいたでしょうか?
もちろん自分もそのひとりですが・・。




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