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2009年第一弾はご存知超早弾きギタリスト!イングヴェイといきましょう。
今更彼の経歴を書く必要はないでしょう。
なので印象やギタープレイスタイル、その他感想になりますが。
ご存知ネオクラ界の第一人者。
その存在感たるや今だもってして他の追従を許しませんね。
デビューから30年近く経っても全くプレイスタイルが変わらないことには
関心させられます。
一部ではマンネリとの意見もあるようですが・・よほど本人は頑固なんでしょう。
イングヴェイ登場後世界中に彼に刺激されたいわゆるフォロワーが
数多く現れ80年代はイングヴェイ節があちらこちらで聞かれたものです
(以前この談義で紹介したヴィニーMもどうやらその一人です)。
しかし残念なことに最近のプレイは乱雑で以前のように、
早くても音粒が揃った華麗な響きが聞かれません。
88年の自動車事故が影響しているとの話もありますが、
ゲキ太りした体形やリッチーをも上回る?変人的性格、
それからギターの音作りも変わったことから、
やはりそれなりに歳をとったということでしょうか。
最近のギタープレイはあまり好きにはなれませんが、
アルカトラスやライジングフォースなどまだ若かりしころの音や映像は、
個人的に好きですね。当時一生懸命にコピーした覚えがありますが、
とても真似のできるものではありませんでした。
彼が好んで使用する、和声短音階(ハーモニックマイナースケール)や、
短三度(ディミニッシュスケール)は、本当に弾きにくくてやっかいな音列なんです。
おまけに指使い(フィンガリング)もフレットボード上を縦ではなく、
横に移動するフレーズを目にも止まらぬスピードで、
縦横無尽に弾ききるわけです。
以前書いたスウィープピッキングもそうですが、
彼の右手のピッキングは今でもお手本です。
それまでのロックギターの常識を覆した衝撃は、
あのジミヘン登場にも匹敵するのではないでしょうか。
そんなイングヴェイも46歳。
いつまでもあのスタイルを変えずに頑張ってほしいと願う今日このごろです。
といったところで次回へとしましょう。
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